どうして、輸出で成果があがらないのか?

アセアン経済共同体(AEC)、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、日中韓FTA、日EU・EPA・・・、経済のグローバル化が、その規模と範囲をますます拡大していく中で、海外展開に挑む中小企業は、今後、引き続いて増えていくことでしょう。
グローバル化の進展とともに、ますます多くの中小企業が、輸出することで海外に市場を広げたいと考えることは自然なことです。しかし、一方で、「一生懸命頑張っているのに、輸出の成果があがらない」という企業が少なくないようです。そこで、本稿では、貿易を行うために必要な幾つかの基本的な知識に就いて解説します。

チャイナリスク!どうなる対中投資? 日本企業による対中投資戦略について

中国の「世界の工場」から「世界の市場」への転身に伴い、これまでの対中投資戦略を再考し、見直さなければならない時期が来ています。そしてその答えは、中国を工場としてみるか、それとも市場としてみるかによって、全く異なると言えます。ほとんどの日本企業にとっては、膨大な中国市場を無視又は軽視できないでしょう。中国で生産した製品を海外に輸出するというこれまでのビジネスモデルを、中国で生産して中国国内で販売し、ひいては海外(インドネシア、タイ、ベトナム等)で生産して中国に輸出するというビジネスモデルにシフトしてゆく傾向がますます強くなっています。