海外展開4コマ漫画です

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SWBSトップ > はじめての海外ビジネス > 第26話 現地での原料調達

はじめての海外ビジネス

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海外での原料調達においては、様々な問題があります。そもそもその原料を取り扱っている企業が現地になく原料が手に入らない、安定した供給を受けられそうにない、品質にムラがあり不良率が大きいなどです。また食品においては、その食品そのものや成分などが国のルールで取り扱いが禁止されていることもあります。しかしながら現地調達がもたらすコストダウンのメリットは大きく、海外ビジネスの成功に欠かせません。信頼できる現地のパートナーの発掘・選定が重要ですね。


原材料費が50%以上高騰することも

海外進出でつねにリスクとなるのが、為替変動や政治的なリスク。輸入ベースでビジネスを海外展開する場合、想定以上の変動に耐えられなくなり、撤退を余儀なくされるケースが散見されます。また、輸送コストを少しでも減らそうと一度に大量に仕入れて在庫するという行為は、資金力を必要とするだけでなく、キャッシュフローが悪くなる原因のひとつとなります。現地で代替となる原材料を調達することでこれらのリスクを減らすだけでなく、不必要な在庫リスクをなくし、高い利益率を確保できます。

現地調達で利益を生むレストランへ!
輸入で原材料を調達するモデルでロシアに開業したレストランは、予想外の為替変動で原材料が高騰。一度に3カ月分を仕入れる資金繰りも容易ではなく、売り上げは悪くないのに資金難に陥ってしまう状況でした。そこで現地の食材を使って輸入代替を行った結果、原価が45%から15%まで劇的に減少し、在庫も減って、日本の飲食店ではそう簡単に達成できない純利益率20%を超えるレストランへ生まれ変わりました。安定した品質を保つことが課題として発生しますが、「現地調達は海外ビジネスを成功させるためのキーワード」と言っても過言ではないのです。


このコラムを書いたのは

MTCJAPAN L.L.C