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SWBSトップ > はじめての海外ビジネス > 第51話 決済の注意点(為替変動)

はじめての海外ビジネス

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売れば売るほど赤字になる。こんな不毛で恐ろしいことはないですね。。。契約時点で利益が見込めていたのに変動による為替差損で赤字に、というケースです。逆に言えば思わぬ利益になることもありますが、販売の計画に支障をきたすのでやはり安定した取引をお勧めしたいところです。そんなときは「先物」で予想利益を確定させることでリスクを回避可能です。これは一定期間後の特定の日に契約時に定めたレートで受け渡しを行うという方法です。フォワード取引とも呼ばれています。


先物取引とは?

為替相場は常に変動しており、売買契約のときに想定した外貨の為替相場と、実際に決済するときの為替相場は通常異なります。為替相場の違いによる予想利益のブレが為替変動リスクになり、これを回避する一般的な方法として先物取引があります。
先物取引とは、将来の特定の日(または期間)を受渡日として、通貨・金額・為替相場をあらかじめ取り決めし、受渡日に外貨と円貨を交換する取引です。
 外貨建てで輸出をする場合、契約時に先物取引をあわせて行い、決済時に先物取引を利用して円貨に交換すると、受取時の為替相場に左右されず、計画どおりの利益が確保できます。

先物取引のココに注意!
先物取引は、原則取消ができません。輸出取引がなくなったり、契約時より円安で先物取引を使用したくない場合でも、受渡期間内に履行する義務があり、注意が必要です(受渡期間変更や取消ができる場合もありますが、手数料等のペナルティが通常かかります)。 
また、金融機関では、先物取引には融資と同様に審査があり、手続きに一定日数を要するため、申し込みをしてもすぐには利用できません。海外への販売計画を立てた時点から、取引先の金融機関にご相談されることをお勧めします。


このコラムを書いたのは

大阪信用金庫

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