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協明国際特許業務法人の海外展開ブログ


知財情報:外国商標 出願ルート

海外現地事情

2017年7月19日 09:58   18

外国での商標権取得を検討するとき、大きく2つの出願ルートがあります。出願する国、国数、指定商品・役務の内容、日本での登録有無等、から最適な出願ルートを検討します。
以下、ご参考まで!

1.ダイレクトルート(直接出願)

各国に各国の言語で出願する方法です。

【メリット】
 ○現地の法制度に詳しい現地代理人を介して手続きができる。
  ・権利範囲となる指定商品・役務の選定が安心。
 ○登録後の期限管理を現地代理人にまかせることができる。
  ・更新はもちろん、使用証明の提出が求められる国については現地代理人が期限管理してくれる。
 ○インターネットで出願前調査がしにくい国については、現地代理人による調査アドバイスがもらいやすい。
 ○日本での登録が必須ではない。

【デメリット】
 ○複数の国に一括で手続きすることができない。
 ○複数の国に出願したい場合、費用がかさむ。
 ○国によっては審査に時間がかかる国がある。

2.マドプロルート

「マドリッド協定議定書」に基づき、複数国に一括して手続きを行う方法です。
【メリット】
 ○英語で一式願書を作成すれば、複数の国に一括で手続きできる。
 ○複数の国に出願したい場合には、費用を抑えることができる。

【デメリット】
 ○日本での出願・登録がなければ手続きできない。
 ○日本での出願・登録した内容にしばられてしまう。
  ・商標が同一でないといけない。
  ・出願人(名義人)が同一でないといけない。指定商品・役務より広い範囲での権利化ができない。
 ○現地代理人を介さず手続きができてしまうので、出願する国の法制度に即したアドバイスをうけることができない。

次回はどんな国がマドプロに加盟しているのか、、、
ご説明したいと思います。

(協明国際特許事務所・弁理士 沖本周子)

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