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株式会社小林順蔵商店の海外展開ブログ


ヨーロッパSAKE事情 ~Prowein2017編~

海外現地事情

2017年10月5日 13:57   6

どうもこんにちは、営業担当のゆうたろうです。
今回私は、ドイツのデュッセルドルフにおいて2017年3月19日~21日に開催された「Prowein2017」へ参加してきましたので、本イベント内のSAKE事情を少し紹介させていただきます。

Proweinは、デュッセルドルフで毎年3月に開催される国際的なワイン&スピリッツの展覧会です。対象者は、業界関係者のみとなっており、ソムリエ、輸入業者、レストラン購買担当者などの専門性の高いプロフェッショナルが具体的なビジネスの成約を求めて来場します。そのため、一般者は参加不可となっております。世界的にもワインの展覧会としては最大規模であり、昨年では59ヶ国からやってきた6200社以上の出展者数と55,000人以上の来場者数を誇りました。出展者に関して、最多出展国はイタリア、次いでフランス、ドイツの順で、中東からもレバノンやイスラエル、アルメニアなど30社ほど出展したそうです。
さらに、デュッセルドルフ市内にあるレストランやバーともコラボをして、非常に多くのイベントが「Prowein goes city」という名の下で開催され、その影響は市街地にも及んでいます。

入場すると、だだっ広い会場に見渡す限りのワイン業者。様々な業者が趣向を凝らしたブースづくりをしており、見ているだけでも楽しめそうです。しかし、来場者は真剣なまなざしで業者と喧々諤々のミーティングを行いながら試飲をしていました。本展覧会は、プロフェッショナルばかりが来場しているため、イベント内で即成約するケースが非常に多いそうです。そのため、皆様その顔には笑顔を携えてはいるものの、目は真剣そのものです。
しかし、こんなにも大きな会場が9つ分もあるなんて。。。。到底一日では回り切れません。

SAKEはというと、2011年に初めて出展され、その後徐々にその存在感を増してきているようです。参加者の多くは、複数の酒蔵メーカーによる共同でのジャパン・パビリオンへの出展や、輸入業者による単独出展、もしくは大手酒蔵などの所有する欧州系子会社やワイナリー経由での出展をしています。
本年も、もちろん日本酒関係の出展が多くありました。地元ドイツでインポーター兼ディストリビューターを行っている「Sake Kontor」や「Sake Markt」も単独で出展していましたし、「Sake Network」は取り扱いのある酒蔵様と共にブースを出展しておりました。さらに、ドイツを中心にスイスやイギリスでもSAKEのインポーター兼ディストリビューターを展開されている「Ueno Groumet」も出展していました。また、酒蔵さん自身も、5蔵共同(出羽桜、浦霞、惣誉、手取川、真澄)で出店しているブースがあったりと非常に盛況しておりました。さらに、梅酒としてはCHOYAもブースを出展しておりました。

SAKEに興味のある来場者も多いようで、数多くの試飲をしながら酒蔵の話を真剣に聞き入る姿があちこちで見受けられて、SAKEの存在感の高まりを直に感じることができました。やはり、まだまだ「SAKEはハードリカーである」とか、「中国酒との違いが分からない」といった現地人の方は多いと感じましたので、引き続き「SAKEとは何か」、「何からどのように作られて、どのような飲み方がされるのか」など基本的な情報から地道にコミュニケートしてゆき、認知度を向上させていく必要があると切に感じさせられたと同時に、まだまだ潜在的な市場として伸びしろがあると再確認する事が出来ました。

以上、「Prowein2017」の参加レポートでした。


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