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Icecat N.V.の海外展開ブログ


ECサイトに適切な「売れる」商品画像とは?

2017年10月10日 21:34   10

Icecat(アイスキャット)の渡邉です。秋分も過ぎオランダはすっかり日が短くなりました。今月末にはいよいよ夏時間も終わり、夕方4時過ぎには薄暗くなる生活が始まります。日本のすっきりしとした秋空が恋しい今日この頃です。

さて前回のブログでは、Amazon(ヨーロッパ地域)がオンライン出品者に求める商品画像のクオリティ基準についてまとめてみました(https://swbs.smrj.go.jp/myblog/12260/)。IcecatはAmazon以外にもCarrefourやMedia Markt(欧州における最大手の家電量販店)といったオンラインプレイヤーともお付き合いさせて頂いておりますが、どの大手ECサイトでも特に気を配っているのはコンバージョン率(成約率)の向上です。そのためにはサイト訪問者が出品されている商品を確実に“欲しい”と思った上で、更に購買をしてもらう必要があります。まずは“欲しい”と思ってもらえること、そのためには質の良い商品画像が必要不可欠になります。

しかしながら実は、EC販売者側が最も苦労している点として「質の良い商品画像が見つからない」「どういう画像が適切なのかわからない」といった商品画像にまつわる懸念は常に話題に上ります。また商品情報を発表するメーカー側も「売れる商品画像の基準は」「ショップ側が欲しい画像は何か」,
と同様の悩みを抱えています。メーカーが出す画像とショップ側が欲しい画像品質が合致しない場合、ショップとしてはコンバージョン率低下を避けるため、結果メーカーが売りたい商品をショップが出品しない/できないといった望ましくない事象が起こることも良くあります。

Icecatは各メーカー/ブランドが発表する商品情報を取りまとめるデータベースを運営しておりますが、こういった商品画像にまつわる齟齬をなるべく取り除くため、お付き合いのある大手ECサイトの基準を加味しつつ独自の商品画像基準を規定しております。弊社をスポンサー頂いているメーカーには特に、必ずこの基準に見合った商品画像を提供していただくようお願いしております。以下、簡単にどのような基準を設けているかご紹介いたします。

1)商品画像形式およびサイズ
– 形式:JPEG/JPG、PNG、GIF
– カラーモード:RGB、sRGB
– 最小ファイルサイズ:30KB
– 最大ファイルサイズ:10MB
– 推奨ファイルサイズ:300KB以上2MB以下
– アスペクト比:1:1スクエア(例: 2,000ピクセルx 2,000ピクセル)

2)商品画像解像度
– 最大画像解像度:10,000ピクセルx 10,000ピクセル
– 最小画像解像度:500ピクセルx 500ピクセル
*技術的には500×500でもアップロード可能だが、Icecatとしては以下に記す通り、拡大にも耐えうるべく最小2000×2000以上を推奨。
– 推奨画像解像度-最大:4,000ピクセルx 4,000ピクセル
– 推奨画像解像度-最小:2,000ピクセルx 2,000ピクセル
– 推奨画素密度:300ppi

3)商品メイン画像品質基準
– 商品の主要機能が分かりやすくとらえられていること。
– 原則商品の正面画像、但し主要機能が分かりにくい場合は側面画像も可。
– 背景は白もしくは無色。純白背景を推奨(RGB 255/255/255)。
– 陰影や反射は不可。
– 商品全体像であること。
– 画像内に商標や透かしは含めない。
– 画像内に広告、URL、テキスト、価格/割引情報、QRコード等含めない。
– 複数画像を1枚の画像にまとめる処理は不可。
– メイン画像で商品使用場面の画像を適用するのは不可。必ず商品(もしくは商品部品)自体の画像であること。
– 代替品/類似品/故障品の画像は不可。
– 商品セットに含まれないアクセサリーや付加商品の画像不可。

4)その他画像に関する要件
– 1商品につき3-5枚以上の画像を提供すること。国/地域別に適切な画像を選択できることが望ましい。
– メイン画像以外の画像内にテキスト/警告/ラベルなどを含めることは可能。その場合、国/地域にあわせた言語/文言に加工すること。

なおIcecatではシンプルな商品画像にとどまらず、動画や3Dショット(360度画像)による情報拡充にも対応しております。欧州での特徴なのかもしれませんが、特に3Dショットについては動画よりも短時間で顧客にアピールできるため取り扱いたいというショップが増えてきているように感じます。3Dショットの画像基準にご興味ある方はぜひ個別にお問合せくださいませ。

本記事が皆さまのオンライン販売の一助になれば幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

画像: Pixabayより

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