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【川崎大輔のアセアン自動車ニュース】2018年、ミャンマー自動車市場の今後の行方

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ミャンマー

2017年12月24日 10:17   4

ミャンマーについては、現在最も重要なポイントは日本からの中古車の右ハンドル規制(つまり日本からの中古車の輸入の締め出し)の影響だ。ミャンマー政府高官(貿易省)の方の話によると、再び右ハンドルの中古車を解禁する可能性だが、ミャンマー国内での新車に転換していく方向性は崩さず、右ハンドル規制を取り消すことはないとの回答。つまり右ハンドルの日本からの中古車がミャンマーに再び輸出される可能性はほぼなくなったとみて良い。

右ハンドル規制は事故が多いなどの危険というところは前から言われていることだが、それ以上にミャンマー国の貿易赤字の問題が大きい理由が、右ハンドル規制に踏み切った大きな理由だ。ミャンマーにおいては、年間2300億円の貿易赤字を抱えているが、そのうち中古車は500億円。

一方で、ミャンマーでは最大で2018年5月までは日本から中古車が輸出される可能性がある。政府から出される輸入許可証は、有効期限が発行後3ヶ月、また追加のお金を払うことでさらに3カ月の延長が認められている。そのため2017年12月に発行されたものは6月まで実質利用は可能。ただしこの許可証が後どのくらいあるかはわからない。許可証がなくなったら、すぐにオークション相場(ミャンマー向けの車種)が崩れるだろう。ほかの国にも送れるような車種、また国内の相場をしっかり見ながら、これからのミャンマー用の中古車を仕入れることが必要となる。主な(こらから値段の上下に注意する必要がある)ミャンマー向け車種を最後に参考に記載する。

また、直近の動きとしてミャンマー、オートローンでの新車購入が増加傾向。エーヤワディ銀行によると、ローンにより新車を購入する動きが顕著になっていることがわかった。以前は中古車市場で日本製の中古車を一括払いで購入する人が多かったが、今はローンで日本の新車を購入する動きが強まっている。特にトヨタのViosやスズキのCiazなどが人気で、3千万Ksくらいの車がよく売れている。中古車と新車の価格が縮めばそれは新車の方に動く。しかし、今までは中古車を購入しようとしていた方々が新車に動くのでローンは大変重要な役割を果たすようになるだろう。オートローンがまだ未発達のミャンマーにおいて、これから自動車ファイナンスの需要が高まってくると考える。

【(参考)主なミャンマー向け車種】
*ハイゼットカーゴ(ダイハツ)
*キャリー(スズキ)
*ミニキャブ(三菱)
*サンバートラック(ホンダ)
*クリッパートラック(日産)
*スクラムトラック(マツダ)
*ボンゴ(マツダ)
*ダイナ(トヨタ)
*プロボックス(トヨタ)
*タウンエーストラック(トヨタ)
*ライトエーストラック(トヨタ)
*バネットトラック(ニッサン)
*アトラス(ニッサン)
*タイタン(マツダ)
*デリカトラック(三菱)
*フィットシャトル(ホンダ)
*カローラアクシオ(トヨタ)
*CRV(ホンダ)

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