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タイ越境ECの伸びに注目を!市場動向と売れ筋商品をチェックしよう

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タイ

2018年3月13日 09:18   6

EC市場の成長が続き、海外進出を検討する企業も多くなりました。特に東南アジア地域は、ここ数年でインタ―ネットやスマートフォンが急速に浸透したことに伴い、市場が急拡大しています。

ここでは、東南アジアのなかでも成長率が高く、注目されているタイのEC市場動向や人気のECサイトを紹介します。

タイのEC市場規模と利用者の傾向

タイのETDA(電子取引開発機構)の発表によると、2017年のEC決済額は2兆8000億バーツ(約9兆8000億円)で、前年比10%の伸びとなっています。2016年も10%を超える伸びを記録しており、着実に市場が拡大していることを表しています。なかでも成長しているのはB2C市場です。

これには、タイの消費者の1日あたりのインタ―ネット利用時間が約6時間と非常に長いことが関係しています。ネット接続の85%はスマホ経由であり、いつでもどこでもネットショッピングを楽しむ人が増加していることがわかります。

また、EC市場の伸びが見込まれる背景には、タイ政府と銀行が主導して「ナショナルeペイメント(プロムペイ)」と呼ばれる独自の決済システムを推進していることがあげられます。

これは、タイ国民が保有するID番号と個人所有の携帯番号(法人はタックスID)、銀行口座をリンクさせ、支払いや送金を容易にするシステムで、2017年1月から正式に稼働を始めました。リアル店舗では、設置されたQRコードを読み込んで銀行口座から支払いをすることができ、日常的な買い物でもキャッシュレスが浸透するといわれています。

売れ筋トレンドは健康と美容。タイのマーケット動向

タイでは健康志向が高まっており、オーガニック食品や砂糖の少ない食品を提供する専門店も登場しています。日常的にサプリメントを飲む人が増えているほか、ヨガやランニングも流行しており、これらに関するスポーツメーカーのアパレル製品が人気になるなど、若者を中心に大きな流れが起きています。また、女性の間では美容への関心が高く、オーガニックコスメも注目されています。

EC市場の商品分野別売上を見ても、この傾向が明らかなことがわかります。ジェトロの発表によれば、2016年にもっとも大きな売上を占めたのは、食品・飲料分野で1655億バーツ。次いで、化粧品・サプリメント分野の1432億バーツとなっており、全体の4割を閉めています。

タイで人気の高いECサイトは?

タイのECサイトは、大きな変革が起こっています。2016年4月に、東南アジア6カ国(マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナム)で展開するモール型ショッピングサイト「Lazada(ラザダ)」をアリババグループが買収したことで、タイでも利用者が急拡大したのです。

Lazadaは、「東南アジアのAmazon」とも呼ばれ、世界的メーカーから国内の中小企業までが出店しており、売上上位は毎月20%の成長を続けているといわれています。タイ国内でもっとも利用者が多いECサイトとなっており、不動の人気を誇っています。

他にも、タイで長年にわたり人気となっている「We love Shopping」は、タイの大手通信キャリアTrueが運営しており、独自の決済システムと利便性の高さで変わらぬ支持を得ています。

今後は、これらの人気サイトがEC市場を牽引しながら、さらに市場を拡大していくことになるでしょう。

進出するタイミングを見極めることも重要

越境ECをスタートする際には、自社に適した進出国を見極めることが重要な要素です。対象国の成長性やトレンドのほか、決済システムなどの参入障壁といった観点をもちながら情報収集する必要があります。環境整備が進められ今後の成長が見込まれるタイは、いま検討したい国のひとつといえるでしょう。

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