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アマゾンの賃金は非難されることなのか?(今でも小売大手他社より高い)

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2018年10月5日 11:53   3

アマゾンが最低賃金(時給)を15ドルに上げる発表を行いました。従業員を低賃金で酷使していると非難されがちな同社ですが、小売大手他社と比べると賃上げ以前でもアマゾンは相対的に高い賃金を払っています。
アマゾン年間給与(中間値):28,446ドル(2017)→時給換算で約13ドル
Tesco 約19,000ドル
Walmart 約19,000ドル
Target 約20,000ドル強

全米25万人の従業員給与を時給で13ドルから15ドルへと2ドル上げた場合、各自が年間2千時間働くと仮定して、2ドル×25万人×2千時間=10億ドル(約1,100億円)のコスト上昇になります。
アマゾンの売上は2016年1,360億ドル(約15兆円弱)、2017年1,780億ドル(約19兆円)ですから、全従業員給与を時給2ドル賃上げしても売上の1%未満でしかありません。2018年の売上は1-3月が510億ドル(約5兆6千億円)、4-6月が529億ドル(約5兆8千億円)と上半期で11兆円を超えています。年間で最も売上が大きい10-12月を残していますので、2018年売上が20兆円を超えることはほぼ確実です。そんな中での給与増は創業者ベゾス氏にとって当然の経費なのでしょう。
*同社にとってはAWSといったクラウドサービス等への開発費が将来ネタ投資として最重要なのでしょう。

もっとも、2018年10-12月の繁忙期に募集する季節臨時従業員の数は10万人と昨年同期の12万人より16.6%減少しています。これは物流現場での自動化(ロボット化)を推進するなど、省力化の成果と言えます。
人が得意なこと、AIやロボットが得意なこと、それぞれを考えて組み合わせながら今後の事業は進む、ということですね。

では

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