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ペイドメディアだけではいけない? 製造業のソーシャルメディア活用で期待できる効果とは

ノウハウ

2019年3月4日 16:22   3

製造業のマーケティングは費用をかけて広告を出稿するペイドメディアだけでは充分とはいえません。
ネットの影響が大きくなってきている昨今では製造業もソーシャルメディアの影響力を無視できなくなってきているからです。

実際に製造業でも広報やブランディングにペイドメディアとソーシャルメディアの両方を取り入れているケースは少なくありません。では製造業がペイドメディアとソーシャルメディアを取り入れることで、どのような効果が期待できるのでしょうか。

本記事では製造業におけるペイドメディアとソーシャルメディア活用によって期待できる効果、そして活用事例について紹介していきます。

ペイドメディアとは

ペイドメディアとは費用をかけて広告が出稿できるテレビや新聞などのメディアのことを意味しています。具体的なペイドメディアの種類としてはラジオや雑誌、有料で広告を掲載できるWEBサイトなどがあります。

ペイドメディアは一般大衆への発信を前提にした媒体が多いため、不特定多数のターゲットに対して自社の社名やサービスを認知させることに有用なメディアでもあります。実際にテレビや新聞は直接的な販売につなげるためではなく、自社のブランディングのために活用されるケースが珍しくありません。

またペイドメディアは影響力が大きな媒体が多いため、短期間に多くの人に認知されやすいという特徴があります。ペイドメディアはブランディングもしくはスピード感を重視して事業に取り組む製造業の企業にとって検討すべき広報手段の一つだといえるでしょう。

ペイドメディアとソーシャルメディアの違いとは

ソーシャルメディアとはSNSとも呼ばれる登録者同士の双方向のコミュニケーションを前提としたサービス。具体的なサービスとしてはFacebookやtwitter、インスタグラムなどがあります。
消費者とコミュニケーションをとおりながら自社をブランディングする、もしくは消費者の声をダイレクトに理解するために有用なメディアでもあります。

ではペイドメディアとソーシャルメディアの違いはどこにあるのでしょうか。
これらのメディアの最も大きな違いは費用の有無です。

ペイドメディアは広告費用をかけることを前提としているメディアですが、ほとんどのソーシャルメディアは法人であったとしても情報発信をするための費用は無料です。ソーシャルメディア内で広告を出稿する際は別途費用がかかりますが、自社のスタッフが日々情報を発信したとしても無料で活用することができます。

またペイドメディアは基本的に一方通行のメディアです。しかしソーシャルメディアは見込み客との双方向のコミュニケーションを前提としています。
見込み客の意見がダイレクトにネットに表示されることは情報のコントロールが難しくなる側面もありますが、運用が成功すれば多くの消費者からの信頼を獲得することができます。

ペイドメディアは認知を拡大するために有用ですが、ソーシャルメディアは個々の見込み客と丁寧にコミュニケーションをとってることもできるため、ただ認知されるだけではなくファン層の拡大も狙うこともできます。

製造業がペイドメディアとソーシャルメディアを活用するメリット

ペイドメディアとソーシャルメディアは期待できる結果の違いを理解して、目的に合わせて活用することが大切です。たとえばソーシャルメディアはただ自社の情報を発信するだけでなく、自社の評判のリサーチや消費者のニーズを探ることもできます。

企業として見込み客からの信頼獲得を狙う場合も、ソーシャルメディアは有用なツールとなります。しかしソーシャルメディアは長期に渡る発信で信頼を獲得していくメディアとなるため時間をかけた運用が欠かせません。自社の技術や製品について、スピード感を持って認知を広めたい場合はペイドメディアが適しています。

ペイドメディアは多くの予算を投入すれば影響力がある媒体で自社についてPRすることもできるからです。

製造業の企業はペイドメディアとソーシャルメディア、両方の活用ができればプロモーションの目的に合わせてメディアを選べるようになるというメリットがあります。ペイドメディアとソーシャルメディアの違いを理解して目的に合わせて使い分けることで、最適な効果も期待できるといえるでしょう。

製造業の企業におけるソーシャルメディア活用事例
ソーシャルメディアはペイドメディアに比べると新しいメディアでもあり、見込み客の開拓にも役立つメディアです。しかし製造業の企業はソーシャルメディアの活用まで手を伸ばせていないケースが少なくありません。
ソーシャルメディアの運用は根気がいる作業でもあり、無計画に発信するだけで顧客の開拓やファン層の拡大につなげることができるほど簡単なものではないからです。

製造業がソーシャルメディアの運用をスタートさせるなら、まずは運用に成功している事例から学ぶことが大切です。では既にソーシャルメディアを活用している製造業の企業はソーシャルメディアをどのように使っているのでしょうか。

経済産業書が公表している「ソーシャルメディア活用プラクティス」を参考に、その活用事例を見ていきましょう。

【活用事例1】株式会社柳田織物/販売促進でソーシャルメディアを活用
株式会社柳田織物は紳士シャツを企画、製造、販売している企業です。

同社はECサイト開設をきっかけにソーシャルメディアでの情報発信を開始。社長自らが自社製品のモデルになるだけでなく、コーディネート指南など見込み客に有益な情報発信を継続してきました。

その結果としてソーシャルメディアをECサイトへの重要な流入ルートとして確立することに成功しています。

【活用事例2】京都機械工具株式会社/ソーシャルメディア活用で自社のファン層の拡大に成功
京都機械工具株式会社は高品質な工具を製造している工具メーカー。

ファン層の裾野を広げることを目的としてソーシャルメディアの活用を開始しています。
ソーシャルメディアでは工具に関するお役立ち情報や自社製品や社員に関する情報を発信。運用方針としてコメント対応に注力しておりポジティブなものだけでなく、ネガティブな反応にも全て返信しています。

その結果として、ファン層の拡大に成功。現在では1投稿で「1000いいね」を超えることもあり、ファン層の拡大だけでなくブランディングに成功しています。

まとめ
ここまで述べてきたことからも分かるように、ペイドメディアとソーシャルメディアには全く違った運用が必要です。

ペイドメディアは従来型のメディアであり自社製品の認知を広めることや、短期的にプロモーションしたい場合に活用することができます。費用がかかる一方で外部業者にほとんどの作業を任せることができるため、社内のリソースを多く割く必要はありません。

ソーシャルメディアは長く運用することが必要となりますが、費用をかけずに自社のブランディングや顧客層の拡大を狙うことができるという特徴があります。しかし日々運用する担当者を社内で決める必要があるため、ソーシャルメディアマーケティングに精通した人材がいない場合、新規採用も検討しなければいけません。

製造業の企業が広報活動やブランディングについて検討する際は、これらのメディアの特徴を理解して、目的に合わせて使い分けることが大切です。

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