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Office ASTREXの海外展開ブログ


中小企業 海外事業成功の要諦~その5~

2017年2月28日 13:44   34

5.現地適合商品開発が国内事業を強くする!
<今回は「現地適合商品の開発」について解説します。前々回、エリア・マーケティングは、
特に新興国のボリュームゾーンで勝ち抜く戦略だと説明しました。近年、付加価値商品も
受け入れられつつありますが、まだまだコストが優先される層であり、日本仕様では過剰品質
で価格競争に対応できません。>

ボリュームゾーンで勝ち抜くためには、機能面だけでなく品質面でも現地のニーズに合わせた
価格競争力のある「現地適合商品」を開発しなければなりません。これを実現するためには、
金科玉条たる日本国内の「品質基準」に加え、スペックダウンとコストダウンを前提とした、
「新興国向け」基準を作る必要があります。

つまり、日本と海外の「ダブルスタンダード」を持つということです。これは容易な作業では
ありませんが、海外展開を本格化するうえで必ず直面する課題です。

「新興国向け基準」の設定には、実はもう一つ重要な副次的効果があります。それは、
新基準設定を通じて、設計・調達・生産に新たな視点や知見が加わった結果、当初想定して
いなかった国内製品への適用可能性に気付き、国内製品のコストダウンにつながる可能性が
あるのです。さらに、新興国向けに開発されたシンプルな製品が本国でも売れるという、
リバース・イノベーションという概念も近年紹介されています。

商品企画力も重要です。担当者はにほんの固定概念を捨て、現地ユーザーの志向やニーズに
真摯に耳を傾け、合格点が得られるまで試作を繰り返し、市場と向き合いましょう。その際、
実際に販売する代理店など流通業者の協力を得ることも有効です。

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