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Office ASTREXの海外展開ブログ


中小企業 海外事業成功の要諦~その6(最終回)~

2017年3月5日 12:39   45

6.語学より企画能力で起用せよ!
<海外事業を本格化するにあたり、多くの中小企業にとって語学力や海外経験のある人材が社内
にいない、というのが大きな悩みではないでしょうか。>

語学力や海外経験は十分条件ではありますが、実は必要不可欠な条件ではありません。言葉は
通訳で、海外経験の不足は熱意でカバーできるのです。海外展開の成功を左右する重要なポイン
トは、自社の製品・サービスについて精通している、国内の「エース級人材」を海外に投入して
活用することなのです。

「そんなことをしては国内の商売がだめになる」という反論があるかもしれません。しかし
海外展開は単なる市場開拓ではなく、ビジネスモデル開発やマーケティング・プランニングが
求められます。そのためには、まず現地で市場・業界や顧客、流通構造などを調べ、実態を把握
する必要があります。

そしてターゲット市場を決定し、投入する商品や品揃え、価格、販路、販促、営業体制といっ
た方針や施策に落とし込む必要があるのです。海外展開を成功させるには、いわば「企画能力」
をもつ国内のエース級人材の配置がカギとなるのです。

中小企業ではこのような人材は限られ、配置転換により一時的に国内事業に影響が出るリスク
はあるでしょう。しかし国内のエース級の抜擢は、社内に「経営陣は掛け声だけでなく海外
事業に本気だ」という強いメッセージとともに、組織の意識を変え全社的に海外展開を加速させ
る大きなきっかけにもなりえるのです。本気で海外で将来の成長を目指すのなら、いずれ求めら
れる決断であると認識すべきでしょう。

今回でこのシリーズの最終回になります。御社の海外事業発展のヒントになれば幸いです。

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