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協明国際特許事務所の海外展開ブログ


え?!これって権利になるの?

2017年4月24日 14:48   22

昨年大流行した「PPAP」をピコ太郎さん以外の人が先取り出願していたことが判明し、ニュースになりました。
クライアントさんからも「こんなの出願できるんですね。これって権利になるんですか?」等と複数問い合わせを受けました。
この手の出願は大抵は権利化されないはずですので、さほど心配はいりません。
このことについては、特許庁で以前から問題視されており、注意喚起もされています。

https://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_shouhyou/shutsugan/tanin_shutsugan.htm

この他、例えば、プラセンタ含有のサプリメントに対して「プラセンタサプリメント」という商標は取得できないですし、お菓子のブランドとして単に「神戸」という商標は取得できません。
商標権というのは権利になると権利者のみが独占的に使用できる強い権利ですので、このように誰かひとりに独占されてしまうと困ってしまうような商標は登録されないように商標法で規定されています。

とはいえ、うっかり特許庁の審査を潜り抜け、登録されてしまうとやっかいなことになります。
結局のところ、自社のブランドは自社で守る!これが鉄則です。
もし、海外進出される先で、冒認出願(海外でブランド名等を悪意の第三者が先取出願すること)が発覚した場合、商標登録を取り消すための費用の補助金というのが実施されています。それほどに日本企業のブランドや商品は狙われているということですね。。。

http://www.jpo.go.jp/sesaku/shien_kaigaishingai.htm

(協明国際特許事務所・弁理士 沖本周子)

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