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協明国際特許事務所の海外展開ブログ


え?!これって特許侵害?!

2017年5月8日 10:14   30

ボーダーレスがますます進む昨今。
海外の企業と取引するとき、
知的財産の目線から注意していただきたいことがあります。

例えばドイツのメーカから自社特許があるので、
日本でこの特許製品の販売をしませんか?と契約を持ちかけられたとします。
調査したところ、ドイツで権利になっている内容とよく似た内容の日本の特許権が発見されました。
と、なるとどうなるか・・・(そもそもこういうことってあるの?と思われるかもしれませんが、あるのです!)
ドイツの特許権はドイツでのみ、日本の特許権は日本でのみ有効ですので、
ドイツメーカからドイツ特許の製品を日本に輸入した場合、日本の特許権に抵触する可能性があります。
こうなりますと、せっかくですけれど、そのままでは日本での販売はできません。とお断りしなければなりません。(なお、設計変更等により回避できる策はあります。)

これは逆もいえます。
日本での販売が好評だから、これから海外でもこの製品を販売するぞ!
という場合、日本でなにもクレームを受けなかったからといって、
進出する国でクレームを受けないという保証はどこにもありません。
このようなリスクを回避する意味でも、『転ばぬ先の杖』!
進出する国の先行特許調査、権利化の検討等はとても大切です。

(協明国際特許事務所・弁理士 沖本周子)

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